2、エルフの里

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2、エルフの里

「村長、何者かが我々の村に向かってきています」 「なんだと?ありえん、結界を張っていてこの里を探知できないようにしているのだぞ!」 「しかし、間違いなくこちらに向かっております、偵察の者によると人間で武装はせず丸腰だとか、ですが何らかの魔法使いの可能性もございます」 「むぅ、ならばトラップを作動させそれでも無理な時は……エリーナ!」 「はい、村長」 「エリーナよ、今この里に人間が向かっているようだ、もしこの里にトラップをかいくぐってやってこよう者ならどうかお前にこの里を守ってもらいたいのだ……」 「ええ任せて!私を育ててくれた村長のためにも全力を尽くすわ、マスタークラスの称号は伊達じゃないってところ、見せてあげる!」
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