ピグとの生活

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「おはようございます!今日もよろしくお願いします!」 と朝礼から今日もスタートだ。頑張ろう。 お客様とちゃくちゃくと仕事をこなしていくみずきだった。 みずきはというか、美容師さんってみんな年齢よりも若く見られる事が多い気がする。いつも鏡で自分の姿を見て仕事するからかなぁ。とみずきは独り思うのだった。 やがて時間が過ぎて今日の仕事も終わりだ。 「お疲れ様でしたー。」 さて夜ご飯でも買って帰るとしよう。 (ピグって何か食べるのかなぁ?まぁいいや。適当。適当!) 野菜とお肉でも買って帰るかなー。何とかなるでしょう。 みずきは買い物して早々と家路に着くのだった。 (ただいまー。って言っても独りだったな。でも一応挨拶しないとね。) 部屋に電気をつけると、荷物を置いて、真っ先にピグのいる写真へと急ぐ。 「ピグー!いるのー?」 とまだ輝きのある羽のようだ。 返事はないがピグの気配のようなものは何となく感じる。 「まぁいいや。いつか現れるでしょうよ。それより顔と手を洗ってご飯!ご飯!お腹空いたなー!」 まずはテレビをつけて。 今日のご飯は手っ取り早く、野菜肉炒めってとこかなー。何たって炒め物が一番早く出来るもの。 それとやっぱりビールよねー!     
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