22人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
仲間との再会
キッチンがない・・・
なんということだ
確かあの時、俺のキッチンは
魔王に木っ端みじんにされたんだ。
そのせい?
そのせいでキッチンが・・・?
あれ?
そういえば、みんなは?!
俺は無我夢中でみんなを呼んだ
「サンライズ!!喪服!ピンク!!」
・・・返事はない
「イエロー!ブラック!ピンクー!!」
・・・・やっぱり返事はない
「なんだよ・・・俺一人じゃ戦えないよ・・・」
涙が出そうだ。
みんなの笑顔が走馬灯のように浮かぶ。
一緒に戦ったあの日が昨日の事のように思い出される。
・・・・いや?昨日のことか
俺は涙がこぼれないように天井を見上げると、
喪服と口ずさんだ思い出のあの歌を歌った。
「.....ナンバーワンにならなくてもいい…」
すると、どこからか歌声が・・・
『もっともっと特別なオンリーワン~』
え?!
俺はキョロキョロ見渡した。
あ!!
「み、みんなーーー!!」
みんなはカーテンの裏からわいて出てきた。
最初のコメントを投稿しよう!