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もっと触れたくなって浴衣の首元に手を差し入れた。
「あ……花火、行こうかと……」
「ん……でも昼間もお預けだったしちょっとだけ……」
感触を楽しみながら唇を重ねると、大人しくそれに応えてくれる。
もう片方の手で脚を開かせて、露わになった部分を撫でる。
「ん……着崩れちゃう……」
「着付け出来るんだろ?」
「だけど……っ」
小さな抵抗を無視して、うなじに舌を這わせた。
「ひゃ……っ」
「浴衣はココがそそる……この色とか柄も派手すぎなくていいな。いつもより大人っぽい」
「……ほんとっ?」
「うん……ちょっと乱れてるのがまたいい。可愛い、ひなき……脱がせてみたい」
「ちょ……待って、ゆうくん……もしかして酔ってる?」
……夕飯は染井くんのおじさんとご一緒させてもらって、その時にかなり強いお酒を沢山飲まされた。
でも……別に酔ってる訳じゃない。
……うん、こんな格好してるひなきが悪い。
「ひなきが可愛いからだ……今すぐ抱きたい」
「やっ…やっぱり酔ってる!いつもこんな甘い言葉言わない…」
「……嫌?」
話しながらも指を止めずに体を暴いていく。
もう完全に外には出られない状態だ。
ひなきは潤んだ瞳で快感を訴えながら、震える声で言った。
「……やじゃない……」
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