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－放課後 第三会議室－
『親衛隊会議』が行われる第三会議室には、７人の人物が揃っていた。生徒会親衛隊総隊長である天音、副隊長であり・会長親衛隊隊長の千乃。副会長・チャラ男会計・わんこ会計・双子書記、それぞれの親衛隊隊長達。
生徒会親衛隊と一口に言っても、内部ではそれぞれの役員別に別れている。因みに総隊長である天音は、別れている隊には入っていない。元々、生徒会自体に興味はないのだ。
天音と同じく、生徒会に興味のない千乃が『会長親衛隊』の隊長の座に収まっているのは、激しく謎だが………。
生徒会親衛隊メンバーは、普通の一般隊員でさえも天音が生徒会に欠片ほどの興味もないこと、千乃が『萌え的興味』以外はないことを知っている。
知っているのに、そんな天音が総隊長で、千乃が副隊長兼会長親衛隊隊長であることに『異』を唱えない。天音と千乃が優しい所為もあるのだろうけど。
－恐らく、それだけではないんだろう－
それが『何』なのかはわからないが、天音(と千乃)を慕い、従順であることは素直にありがたい。
「えー、それでは『親衛隊会議』を始めたいと思いますがー。」
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