第三会議室にて親衛隊会議なのです

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 もしかしたら、『結婚と恋愛は別物』とでも考えているのかも知れない。正確なところはわからないが、実際にそう考えている生徒も、少なからずいるだろう。    -天音自身はともかくとしても-  天音自身は、恋愛結婚を望んでいる。それは天音の両親が、そうだったからだ。恋愛結婚した両親は、未だにラブラブだった、しょうもない。  父はともかく。母は父と結婚するにあたり『人気絶頂』だったにも関わらず、アッサリと引退したから。『山〇百〇』のように………。  未だに『芸能界復帰』を熱望されているが、本人は『女優復帰』する気はないらしい。それならば、と今はCMなどのオファーが来ているそうだ。  天音も、ゆくゆくは父の会社を引き継ぐのだろうと思うが、せめて結婚相手ぐらいは自分で選び・決めたいと考えている。 -『家の為の愛のない結婚』など不毛なだけ-  そんなの、絶対に上手く行きっこない。ただの〝契約〟に過ぎない。『愛のない』結婚をして『愛のない』行為の果てに『愛することのない』子供を授かる。  それが一体のか。愛人作ったり、隠し子作ったり、子供がグレたりするだけだ。
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