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第2氷 騒ぐ血
激しい冷たい嵐が吹く中ボロボロのマントに身に纏う。女性が歩いていた。
その女性はある「品物」を求めて歩いていた。ザクザクと雪の上をひたすら歩いた。西に西に西に西にずーと先、西に向かってあるいていた。
後ろから声が聴こえてきた。
女は声がする方へ向いた。そこには背が低い子供の男の子と小さな少々が走ってきた。
「お母さ~ん!待って~!!」と2人が女性のところでハアハアと白い息を吐き出し立ち止まった。
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