猫と出血に関する、超どたばたコメディー（勢いだけで書きました。しかも超短編）

第一章ってか、章立てしてないよっ

猫ちゃんかわいいな～。ほら見てよ。猫ちゃん。今君の足元の茂みに隠れたよ。あ、見て！顔だけ茂みから出してる。かわいいな～。脇腹をひょいっと持ち上げて家に連れて帰っちゃおうかな～。あ、でも野良猫だからちょっと怖いな～。
やっぱ止めとこうかな～。うん、止めとこ。あ、でもな～。かわいいしな～、見て見て。ほら目の色とかめっちゃ綺麗。すごーいクリアな茶色！橋本環奈より目が茶色いんじゃない？いいなー、あんな目欲しいなー。これ夜になると目が光ったりするのかな～。めっちゃ便利～。電気料金払い忘れて家の電気止まっても、目で部屋を照らせるな～いいな～。懐中電灯いらないじゃん。電池代浮いてお得～。あ、見て！毛並みもめっちゃふかふか。野良猫でこのふかふかさはなかなかないよ！これは奇跡だよ。アグネスチャンが「ダーウィンが来た」みたいな動物系ドキュメンタリーをみても最後まで泣かないくらいの奇跡だよ～。ほら、君も触ってみなよ。このふかふかな毛並み...いや怖くないよ？いや怖くないってば！ほらこんなに優しそうな橋本環奈ばりの目をしてるんだよ？ほーら！触ってみなよ～。あーほらー、変に怖がってるから手の甲引っ掛かれた～。