君のにおい

プロローグ

うぅ、久しぶりの出社 緊張するぅ

なんか太陽眩しすぎないか？

そんな事を思いながら、車から見える空を見ていた俺

いつもの黒いマスクをして、Tシャツにジーンズ、黒いパーカーに、キャップを被っている

本当に落ち着かない。

なんで行かなきゃいけないのだろうか

そんな事を言うと、また、愁也に怒られるw
何回も先延ばしにした結果が今日なのだから、絶対行かないとあいつキレるなw

車が停まった

マジかー、もう着いたのかよ

相変わらず、でかいビルだな
と、自分の勤めている会社"Another One"の入るビルを見上げた。