生かされている

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鈴虫が泣きながら逝く 秋の夜空に溶け込むように 流れ星……一つ 願い事なんてないよ 少し冷たい風は 想いを拐っていった 感情に干渉した三日月が ぐさりと胸に突き刺さる 流れだしたのは夢と幻 疲れきった身体で 何を祈れと言うのか? 今、孤独に焦点を合わせた
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