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永遠の宝物
私は日本のとある洞窟で、奴隷をしていた。
完全なる非合法で、法律を完全に度外視したそんな場所で、私は今日も奴隷としての勤めを果たしていた。
私は誘拐されて、秘密裏の奴隷商人に売買されて、ここまで来た。
悪いことは人並みにしていたかもしれないけれど、犯罪はしたことない。それなのに今、私という人間は奴隷としていいように扱われてきていた。
力仕事は男性と変わらない量をさせられ、それに女性として扱われる奴隷もされた。
最初はそんなことがあっても、希望を持って生きていた。誰かが助けてくれるのではないかと信じていた。太陽の光届かない洞窟で、暗くて絶望の真っただ中で、そう願っていた。
だけど、一年、二年…………五年たっても助けは来ない。それどころか、奴隷としての扱いが酷くなるばかりで、私という人間は自我を失っていた。
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