-長時間は無理-

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 「…どうして、わかる?…」  「…例えば、高級レストランです…私は目の玉が飛び出るような高級なレストランで、食事をした経験がありません…ですから、テーブルマナーひとつ知りません…」  「…なんだと?…」  お嬢様が驚く。  が、  一瞬後に、ニヤッと笑った。  「…やはり、矢田、オマエは頭がイイな…」  お嬢様が言った。  「…だが、そんなことは、あらかじめ、織り込み済みだ…アタシに任せておけ…」
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