さよなら珈琲

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〇警報が鳴る アスミ:きた! ワタル:うわ!やべっ人工重力が! アスミ:お金! ワタル:ああ、ちくしょー! アスミ:はやく! ワタル:あっ、ああ・・・ 〇ワタル、ポケットを探って財布を出す。中を覗く。 ワタル:うわっ、小銭がない アスミ:ええっ!ああっ、でもほら、千円使えるって! ワタル:ああっ待ってろ、いますぐ。入れ、入れ、がんばれ、がんばれ野口英世!いけっ、いけっ、いっけー!! 〇ワタル、お金を入れる。 自販機:オ好ミノ商品ヲ選択シテクダサイ ワタル:アスミ!ボタン アスミ:わかった!えっと・・・ ワタル:何を迷っているんだ! アスミ:じいちゃんて、砂糖とミルク入れてたっけ?それとも砂糖のみ増量? ワタル:知らないよ!何でもいいだろそんなの! アスミ:せっかくだから、じいちゃんの好みにしたいじゃない! ワタル:いいから押せ! アスミ:えっと、ええっと・・・ ワタル:あああああ・・・体が軽くなってきた!早くしろ重力が・・・
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