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小柄で可愛らしい顔立ちの莉奈は
外見に似合わずお酒好きで
ペースも早く、あっという間に
買ってきたお酒が空になる。
「 奏哉!酒!酒買ってきて!」
財布からお札を取り
莉奈が奏哉君に渡す。
「 はいはい。
莉奈さん、大量に必要ですよね。
買ってきます。
行こう。」
奏哉君が私の手を引いた。
「 よろしくー。」
既に酔いが回っている莉奈は
こちらに目線を向けることなく
手をヒラヒラとしている。
気を付けてねって言ってたのに!
まぁ、お酒を買いに行くだけだし。
私は奏哉君と部屋を出た。
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