始まり

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私は奏哉君に与えられる快感に 身体をくねらせながら 奏哉君に抱きつく。 「 可愛い。すごく可愛い。」 奏哉君は私に沢山口付けしながら 私に快感を与え続ける。 私が果てそうになる直前に 奏哉君が動きを止める。 「 俺の事好きになって。 ねぇ、俺の事好き?」 「 好きっ…好きっ…」 私は奏哉君の下で 快感を求めて腰を浮かしながら 奏哉君の腰に手を回して 私の方へ奏哉君を引き寄せた。 奏哉君の腰が激しく動く。 強く抱きしめ合いながら果てる。 果てた私はベッドに仰向けで 冷静になった頭の中は 罪悪感でいっぱいになる。 …これが俗に言う賢者タイム? 私は両手で顔を覆って ふっと笑いがこぼれた。
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