求めあう気持ち #2

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私の中で、何かが解けていく 「君が望むのなら……」 階堂さんがそう言った隙に、私は彼の唇を塞いだ。 「美雨ちゃん?」 「もういいの。」 自分からキスをするなんて、そんな大胆な人間だと思わなかった。 「階堂さんの事、信じるから。」 私がそう言うと、階堂さんはその場で、きつく抱きしめてくれた。 もう、階堂さんに愛される事を、迷わない。 私をこれ程必要してくれる人は、他にいなくて。 抱きしめてくれるその腕の強さが、私の迷いを吹き飛ばしてくれた。 「早くおいで。」 階堂さんのマンションの寝室で、彼は手まねきしてくれた。 私は下着一枚になると、彼の腕の中へと入っていった。 「綺麗だ。」 私は小さく首を横に振った。 「本当だよ。この胸の膨らみといい、腰のくびれといい、お尻の形といい、俺には全て芸術品に見える。」
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