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「まぁそうだよな、お前がメイドってのはなぁ」
ソファーで足を組みながらスコーンを食べていた藤原の一言が突然飛んできてイラッとする。
「藤原に言われると凄くむかつく」
「俺は客の立場になって冷静な意見をしたまでだ」
「・・・・・・葛木先生、毒入りスコーンって今日無いんですか?」
「申し訳ありません。本日は持ち合わせが無くて」
「じゃぁ次回お願いします」
「承りました」
最後は笑顔で葛木先生にお願いすると、これまた美しい笑顔で返された。
「二人で俺を毒殺する計画立てるのやめてくれ」
本気でびくついた様な顔をして、藤原はそう言った。
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