この楽しき祭りにてーSide Aー

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「ねぇ、ゆいもやんない?メイド」 「いやいや、私は似合わないし、それに裏方少ないからまずいよ」 みんなやはりメイド服着たさなのかそちらの希望が多くなりすぎて、裏方はギリギリの人数だった。 即戦力ではないが、私がぬけたらまずい。 「ゆいちゃんがメイド服着たら、きっとメロメロだろうねぇ」 「誰が?」 加茂君の問いにそう答えると、加茂君は一瞬笑顔を止めた後、僕がだよーとにこにこと笑い出した。
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