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キンモクセイ、
あなたは、
私と違って、
なんでも出来る。
運動も、勉強も、楽器だって吹ける。
そんなあなたは私の大切な大切な友達。
いつまでも、あなたの味方で、
いつまでも、応援してる。
・
私とキンモクセイは違うと思っていた。
生きる世界が違う人間なんだと。
・
キンモクセイ、
あなたはとても綺麗で男子が近寄りがたいような、
クラスの、
『高嶺の花』
・
私は、教室の端っこで休み時間に本を読んでいる、
『地味なクラスメイト』
って、他の子から思われているのだろう。
・
キンモクセイと私は、生きる世界が違うんだ。
違うと思っていたんだ。
・
でも、キンモクセイも私と同じ世界で生きていた。
"何か"に怯えながら生きていたんだ。
・
それが、キンモクセイ、、、あなたと、
サクラ、、、私、
私たちの、運命なんだ。
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