第1章

8/14
前へ
/14ページ
次へ
そっかー、と瀬戸は私の近くに座る 「・・・何で来たの」 私はそう聞いた 「なんとなくかな、なんてね」 瀬戸は普段と変わらなく、おどけてみせた 手首からは血がぽたぽた流れていく 抜かりは無い、ちゃんとタオルは持ってきた 後で血を拭けばいい
/14ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加