24時間フィットS

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そんな順風満帆な真理子の家庭にも波風が立ち始めた。 ちょうど10月も半ばを過ぎた頃、夫の帰りが遅くなる日が続いたのだった。 それも、連絡もなく、平然と朝帰りの日々。 太陽のように明るかった真理子の表情も、次第に曇り始めた。
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