132人が本棚に入れています
本棚に追加
/48ページ
「やっぱり、ポニーテールが一番好き…かも?」
「奈緒は、ポニーテールが一番似合うと思う。」
“自分がまさか、こんなこと言うようになるなんて…。
ていうか、奈緒さん真っ赤になってるし。
ヤバい、めっちゃ可愛い。”
「晶…。晶!」
「えっ?あぁ…ゴメンなさい。何…?」
「夕御飯はどうする?食べて…帰る?」
「あぁ…。昨日お泊まりだったから、今日は帰ります。送るね♪」
「大丈夫だよ。子供じゃないんだから…。」
「でも、荷物あるし…。送ってから帰るよ。」
「そっか…。じゃあ、お願いします。」
「うん。」
コーヒーショップを出て、いくつかショップを回ってから、バス停に向かった。
「明日、朝は…?」
「うん、コンビニ行く。」
「OK。シュシュ、してくから…。(照)」
「楽しみにしてるね♪」
バスに乗り、一番後ろの座席の左奥に並んで座った。
シートの上で右手を握り、指を絡めると、すぐに奈緒さんも握り返してくれた。
「奈緒、楽しかった?」
「うん、とっても♪」
最初のコメントを投稿しよう!