はじめてのプレゼント

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「やっぱり、ポニーテールが一番好き…かも?」 「奈緒は、ポニーテールが一番似合うと思う。」 “自分がまさか、こんなこと言うようになるなんて…。 ていうか、奈緒さん真っ赤になってるし。 ヤバい、めっちゃ可愛い。” 「晶…。晶!」 「えっ?あぁ…ゴメンなさい。何…?」 「夕御飯はどうする?食べて…帰る?」 「あぁ…。昨日お泊まりだったから、今日は帰ります。送るね♪」 「大丈夫だよ。子供じゃないんだから…。」 「でも、荷物あるし…。送ってから帰るよ。」 「そっか…。じゃあ、お願いします。」 「うん。」 コーヒーショップを出て、いくつかショップを回ってから、バス停に向かった。 「明日、朝は…?」 「うん、コンビニ行く。」 「OK。シュシュ、してくから…。(照)」 「楽しみにしてるね♪」 バスに乗り、一番後ろの座席の左奥に並んで座った。 シートの上で右手を握り、指を絡めると、すぐに奈緒さんも握り返してくれた。 「奈緒、楽しかった?」 「うん、とっても♪」
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