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6畳一間の真ん中に
体育座りをして
周りを見渡していても
生きた心地がしなくて
生きることを定義したって
僕の声は届かなくて
どこにいるんだ?
自分で存在を否定した
僕はここにいない
僕だけここにいない
そう言って僕は君に触れた
僕はここにいない
君だけここにいない
そう感じて君は背を向ける
毎日クルクル回っていく
僕が追いついて
行けない早さで
まるで死んだように…
今度は死ぬ事を定義して
君の声は届かなくて
戻ってきて……
君は僕の存在を肯定した
僕はここにいない
僕だけここにいない
そう感じて僕は佇む
僕はここにいない
君だけここにいない
そう言って僕は背を向ける
そんな事はありえる訳ではなくて
僕も君もずっとここにいるわけで
それは見えないんじゃなくて
見えないように僕達がしただけだろう?
僕はここにいない
僕だけここにいない
それは僕の悪い癖だって
僕はここにいない
君だけここにいない
それは君の悪い癖だって
それは僕と君が1番知っているだろう……
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