330人が本棚に入れています
本棚に追加
5。
私は
柴門さんの無神経さに
引いた…
「用はすんだので
帰ります…
失礼しました…」
私が立ち上がると
「あぁ、これ、ありがとう!」
私の菓子折りを持ち上げていう
「いいえ、後
新聞溜まったままでしたよ。」
「あぁ…ありがとう。」
柴門さんが立ち上がった
私が立ち去ろうと
廊下に出たら
バタンっ!!
倒れた
振り返ると
柴門さんがひっくり返っていた
えっ?!
側に行き
「大丈夫ですか?
柴門さん?!」
「あっ…痛ってぇ…」
柴門さんは座りながら言う
「どうしたんですか?」
「ここ数日…同じ体勢で
物書きしてた…」
机を見ると原稿用紙か
沢山積み重なっていた…
「で、トイレ以外立ち上がらないし
食べてなかったら、腹減って…
ひっくり返ったみたいだ…」
ホッ…
「何か作ります。食材ありますか?」
「米以外は何もないなぁ…」
私もまだ
荷物とかダンボールの中だし…
「ちょっと待ってて下さい。
何か作ります。」
「えっ?イイのか?」
「イイも悪いも、また
あなたが倒れたら大変ですからね…
女の私には担ぐこと出来ないので…」
「悪いな…」
「困った時はお互い様ですから…
ちょっと待ってて下さい。」
家にスポドリがある事を
思い出した…
私は家に戻って
スポドリを取りに戻った
また柴門さんちへ
戻って、渡した
「サンキュ…」
柴門さんは
開けて
ゴクゴクっと飲み始めた
「はぁ~っ!生き返った…」
私は立ち上がりキッチンへ…
………
最初のコメントを投稿しよう!