・君といれたら

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「でもまあ、取り敢えずなんともないみたいでよかったぁ。運ばれたって聞いた時はほんとにどうしようかと思ったもん」 「ごめんごめん、やっぱ授業置いてかれるの嫌で。体調悪いの分かってたんだけどさ…」 「そんなの、倒れたりしたら元も子もないじゃん!汐音すぐ無理するんだから…」 「ほんとごめんって!これから気をつけるから!ね?」 「本当だね?ちゃんと気をつけてよー?」 「わかってる、紅葉も心配するしね」 「うん、それでよし。ノートならちゃんと私が取っておいてあげるしさ、ポイントも教えてあげるから」 「ふふ、紅葉がとるノートなら心配ないね」 「そうだよ、私に任しときなよぉ!いつでも頼りなって!」 「ありがと、頼りにしてる」 「うんうん、頼っときな頼っときな」
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