運命のボタン

3/6
前へ
/6ページ
次へ
「分かっとる。でもボタンに指を乗せるだけなら。な?どうかな?」 この国で唯一このボタンを押せるのは、大統領ただ一人なのだ。 なんでこんなやつが大統領になれたんだ? 興味本位で言うことか! サムは有権者を疑った。 「じゃあここに同じボタンが3つある。1つが本物だ。目隠しをして1つを選んで押してみるって言うのはどうかな?」と大統領はアホな提案を言い出した。 何の余興だよ!感謝祭のイベントのつもりか? そしてサムは静かに言った。 「大統領、そんな物は仕舞って下さい。何かあったでは済まされませんぞ」 するとそこに、大統領の娘のジェシカと孫のトニーが入って来た。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加