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「分かっとる。でもボタンに指を乗せるだけなら。な?どうかな?」
この国で唯一このボタンを押せるのは、大統領ただ一人なのだ。
なんでこんなやつが大統領になれたんだ?
興味本位で言うことか!
サムは有権者を疑った。
「じゃあここに同じボタンが3つある。1つが本物だ。目隠しをして1つを選んで押してみるって言うのはどうかな?」と大統領はアホな提案を言い出した。
何の余興だよ!感謝祭のイベントのつもりか?
そしてサムは静かに言った。
「大統領、そんな物は仕舞って下さい。何かあったでは済まされませんぞ」
するとそこに、大統領の娘のジェシカと孫のトニーが入って来た。
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