テストなんだよ!笑えねえよ!!

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俺の後頭部と先生のあごがクリーンヒットした。身長の高い谷口と高校生の俺はまぁまぁ近かったから…。 いや…そんなことはどうでもいい。 その後、俺は頭、谷口はあごを負傷し、そのまま後ろに倒れる。数分起き上がらず横になっていると谷口は起き上がった。顎と言うことでボクシングでよくあるような脳震盪で一瞬立てなかっただけだった。 そして、スッと立ち上がると顎をさすりながら倒れた俺の前に近づいてくる。 「おーい。聞こえるか?。めちゃいたいんだけど。どうしてくれるんだ、ばか野郎。」 仰向けになってる俺の顔の上に日差しを遮るように谷口は顔を出す。気絶?してたようで目はまだうっすらしか開かない。が…あれは俺のせいじゃねえだろ…ばか野郎。と思う。 「聞こえてる…よ。俺も痛いって…。」 まだじんじんと頭痛がするなか、目をもう少し開ける。さっきの一部始終を見ていたのか6、7人ほどの人がやじうまのように集まってきていた。 見てたなら助けろよ…笑。 「先生?大丈夫ですか?保健室つれていきますか?」 「あー。大丈夫だろ。こいつ強いから。」 おい、待て。どういう原理で俺を強いと判断した。めんどいだけだろ。 「それより、今日は定期試験の日だ。早く教室に向かえ。」     
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