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頭のなかでつっこみを入れつつも事実、名前を書かずに問題を進めていたため、すぐに名前の記入欄に目を通す。
「痛っ!」
名前の欄を見た瞬間、さっきまで収まっていた頭痛がまた強く響き出した。
そのせいで声をだし、みんなから注目される。
「こらー。後ろ向くなー。そんなとこ見ても猫パンチの被害者しか見えねえぞー。」
クスクス…。少し笑い声が聞こえた。
あいつまじ『絶殺☆!!』(^ω^#)。
はぁ…。早く終わらせよ…。名前は…と。
………。
………。
……名前、わかんねぇ(泣)。
冒頭に戻る。
こんな感じ。とりあえずあの先公はあとで暗殺するとして、どうやら俺はあの猫パn…衝撃で、記憶喪失になったらしい。しかも名前だけ(泣)。
ほんと…どういうこと…笑。
テスト中のため誰かに名前を聞くことは不可能。かといって近くの物に名前を書いているかというとあるのはシャーペンと消ゴム。うん。ない。
あ…待てよ!。消ゴムに好きな人の名前を書いて2週間過ごすと恋が実るとかなんかそんなのが、ちょっと前に流行ってたな!。しかも、確かヒカルがなんか俺の消ゴムに書いてたような…。
もしかしたら何か思い出すヒントに!
頼む!何か……何かっ!!
俺は藁にもすがる勢いで自分の消ゴムの紙の部分を取り外し見つめた。
おぉ!何か書いてある!!
謎にテンションが上がる。
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