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『金貸して?』
………。
あいつはだめだ…。今日が命日だ。
みんな。はい、ご一緒に?。
なーむー。
殺意が届いたのか二つ隣のヒカルがブルッと震える。
くっそ!だめだ!。このままだとゴリラだ!ゴリラは嫌だ!!。
あ!谷口!!。あいつは監督生だ!。話しても大丈夫!。あいつになんとか気づいてもらって名前を呼んでもらう!これだ!。
すぐさま実行。
↓以下小さい声。
「おーい、谷口!。お、れ、の、な、ま、え!」
小さく声を出すと教卓の椅子に座っている谷口は、『は?』とした顔をするが、止めようとはしない。
お!止めないってことは少しなら話せる!
「ちげーよ!。お、れ、の、な、ま、え!」
二回目は……。気づいた!よし!!
『あー』と。声は出さないが納得した顔を見せる。
よっしゃ。キタ!。
すぐに先生は声は出さずに口パクで伝えようとしてくれる。さすが、わかってる!
えっとなになに…。
谷口『う…』
俺「う?」
谷口『ほ…』
俺「ほ?」
谷口『☆』
ウホッ☆じゃねぇよ!!!。ぶっ殺すぞ!!!。
谷口は目を細めて完っ全におちょくりでウホウホと言っている。ってか、まず、俺の言ったことさえ伝わってねえんじゃねえの!?
その後、俺は色々模索した…。
それはもう…。めっちゃ。
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