番外編Ⅰ ホテルに誘った夜

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“おねがい”の後の、求める言葉も発しないので 一ノ瀬は巳耶の秘部の近くに顔を寄せた 「アッ、イヤッ…、」 それだけで、恥ずかしくなり 躰をよじる 足を閉じそうになったが、ぐっと堪えた 「下着、濡れてる、」 「言わない…で…、ヤダッ…ゥッ…」 恥ずかしくて気が狂いそうだった しかし、躰は悦んでいて、 また 一ノ瀬に見られている部分が熱くなったような気がした 「ナカ見せて、 自分の手で下着ずらして、」 「え…、な、か…?」 「舌で舐めてあげる、」 想像して、巳耶は顔を赤らめ 「無理っ…出来ない…っ!」  ブンブンと首を振った 本当に恥ずかしくなったのだろう ソファの上で足を閉じた 「そう、じゃあ、…止める?」 一ノ瀬は下から巳耶を見上げ ニッコリしているだけ 手で触れもせず、焦らした 「ウッ…ンン、……んっ…、」 ビクビクと躰が奮える
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