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「ワガママだなぁ、里中さん、」
すっと立ち上がり
チュッと軽く唇を重ねた
「ごめんなさい、、」
「お風呂入ろうか?」
と、言ってバスルームに向かった
「え…、うん、(怒った…?)」
バスタブに勢い良くお湯が流れる音がした
お風呂の用意してくれるんだ…
って言っても蛇口ひねるだけなんだけど、
やっぱり慣れてる?
シュンとした巳耶に
「何してるの?おいで。」
と、言って手をとった
「うん、」
「お風呂場は薄暗くするから、」
そう言って、風呂場の電気を消した
巳耶は下着を脱いでいる時
一ノ瀬の背中の傷が見えた
ハッとする程の大きさだ
一ノ瀬は全く隠しもせず
バスタブの小さな照明が光るバスルームに入っていった
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