番外編Ⅰ ホテルに誘った夜

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二人でバスタブに浸かる 一ノ瀬は巳耶の身体を寄せた 顔が近い―、 キスしたけど、凄い間近で見てるっ 薄暗い中、一ノ瀬の前髪が濡れて更に秀麗に… 一ノ瀬の肩に置く力が入った 「あっ、、 背中、大丈夫?痛くない?」 「いや、擦れないし、大丈夫だよ、」 「私、そっちになる?」 「里中さんが?こっち?」  プッと思わず笑ってしまった 「えっ、、なに?」 「いや、男の人がこうやって包み込んであげるの、、里中さんがやるって想像したら…、」 クスクスと楽しそうに笑っている 「だって、痛そうで、 壁(?)側じゃなきゃ、背中当たらないし、」 「…優しいね 大丈夫だよ、」 巳耶の肩や鎖骨に軽くキスしていく 「本当?んっ…くすぐったい…、」 いつもの店長とは違う優しさに 少々戸惑う
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