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「そこで自分の写真Upしたろ?
ワインの棚かケースに寄りかかって
目を閉じて、こう、、格好つけてるヤツ
ワイン好きの知り合いが見せてくれて、
―驚いたな。
雰囲気が変わってて、最初気がつかなった、」
咲は挑発に乗り、その時見たと言う写真の
ポージングを真似てドヤ顔をした
「…―そんなに俺に似てたのか?」
「惚ぼけなくてもいいだろ、
市ヶ谷って名字も同じだし、間違いない、」
「イチガヤ?」
何だそれは?と一瞬わけが分からなく
一ノ瀬は聞き返した
「偶然だなんて言わせないからなっ!」
どうやら俺の名字を間違えて力説している
それが可愛く思え、一ノ瀬は下を向いて
なんとか笑いを堪えた
「じゃあ俺は一ノ瀬だから、
咲の見間違いってコトになる。」
面白くて、ついからかってしまう
「…あ?い…?い、イチノセだよっ
イチノセだった。やっぱり、そうだ、」
「何回間違えれば覚えるんだ(笑)
記憶力がいいのか、悪いのか―、、、
その写真の記憶もあやしいもんだ、」
耳まで赤くなり動揺する咲を見て、
堪えきれず吹き出してしまった
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