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「おぅ、イチ、終わったのか
――えっ?
ああ、巳耶ちゃん店に居るぞ、
――ああ、…うん、
出られないな、すぐには、
――おぅ、帰ってきたら話す
――わかった、じゃあ場所は―…、、」
「一ノ瀬君?迎えに来てって?」
「あぁ、巳耶ちゃんのスマホに連絡してたのイチみたいだな、」
店のロビーにあるソファーで巳耶はぐったりと眠っていた、
持っていた巳耶のスマホが何度か振動していたので二人はもしやと思っていた所だった
「ラム酒塗りすぎたっけ?
んー?かなりお酒に弱いのかな?」
絢香は顔を赤くした巳耶を覗き込んで心配そうにしていた
食後にフルーツケーキを3人で食した
中には洋酒に漬け込んだドライフルーツ、
ラム酒を塗りながら、じっくりと寝かせた
大人のデザートだった
「ばくばく食ってたぞ?(笑)
ちょっと行ってくるから、見ててやってくれ、」
「はーい。いってらっしゃい、」
絢香は二人が帰ってくるまで休憩してようと
一人掛けのソファーにボスッと座り、手を振って送り出した
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