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「最初は気が付かなかったけど、
恋愛してる瞳をしてるなって、―で、
やけにスマホを隠すから、どんな彼女なのかなって、
恋話は苦手なのか?」
気になって、忘れかけていた本人が現れて
いい男になって―…、今、笑いかけられている
一目惚れって言うのかコレは?
「彼女なんていない。」
「片想いか、」
「…んなの、聞くなよ、」
いるんだろうな、嫁がいてもおかしくない。
それにしても、当人からこう言われるとは、
「片想いでも、好きになるのは自由だろ、
…ただ(隠し)撮ったモノは大事に持ってな、今は色々問題されてるから、
俺は男だからまだ良かった、女性だと危ないだろう?気をつけろよ」
分かったような事を―、全然気が付いてない
「自由か…、でもな俺みたいのは、
堂々とした所で、ワインの澱みたいにさ、煙たがられるんだ、」
ワイン好きな彼にワインで例えてやった
こんな田舎なら尚更だ、
昔はこんな感情は無かった、普通に女性が好きだったのに
「―澱?」
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