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「巳耶どうしたの?
あ、コレお土産だって、」
咲から受け取った紙袋を見せ、すぐに巳耶の
心配をした
「お、葡萄の収穫時期だな、
巳耶ちゃんな、えぇと、酔っちゃった。」
「酔ったー?
ワイナリー行けば悪酔いするかと思って、
残したのに(笑)何飲んだの?」
「いや、飲んでない、食べただけ」
「――?ブランデーケーキでも?」
「フルーツケーキ。」
「フルー… マジか、(笑)」
一ノ瀬は想像して楽しそうに笑った
「マジだ。要注意だな、おまえ言っとけよ、酒に弱いってよー、
で、どうだった?ワイン、」
「内部まで見させてくれて勉強になった、
全然話足りない。また行きたいと思う、
この土地の葡萄使ってるだけあって、尾上さんの料理と合うと思う、」
「そうか、俺もドルチェに合うだろうってワイン見つけたんだ、
―うん、お前もそう言うなら、、」
尾上はウンウンと頷いて安心した顔を見せた
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