番外編Ⅵ

42/63
313人が本棚に入れています
本棚に追加
/163ページ
「気持ち悪いな、そんなに俺を信用して、」 一ノ瀬は驚いた顔をして、少しの照れを隠した 「ワインの事は信用するさ、人が変わったみたいに真剣な顔するしな(笑)」 「()?(笑)いつだって俺は真剣だケド。」 「おまえが遅くまで働くなら、夜はワインバーも良いと思うんだが、、交通機関がなぁ、」 「遅くまでは別に―、 この辺こ人は、ほぼマイカー移動だね、 別荘の客とか送迎する?」 「そうだなぁ、、客層に合わせて微調整してくしか、うーむ…」 送迎、となると また人手が必要になるし 尾上は考え込み、眉を寄せていた 「そうだ、近々一人は来てくれそう、 たぶん飲みに。」 一ノ瀬は尾上を一度見てから、ふっと笑い 窓の外へと視線を向けた
/163ページ

最初のコメントを投稿しよう!