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「気持ち悪いな、そんなに俺を信用して、」
一ノ瀬は驚いた顔をして、少しの照れを隠した
「ワインの事は信用するさ、人が変わったみたいに真剣な顔するしな(笑)」
「は?(笑)いつだって俺は真剣だケド。」
「おまえが遅くまで働くなら、夜はワインバーも良いと思うんだが、、交通機関がなぁ、」
「遅くまでは別に―、
この辺こ人は、ほぼマイカー移動だね、
別荘の客とか送迎する?」
「そうだなぁ、、客層に合わせて微調整してくしか、うーむ…」
送迎、となると また人手が必要になるし
尾上は考え込み、眉を寄せていた
「そうだ、近々一人は来てくれそう、
たぶん飲みに。」
一ノ瀬は尾上を一度見てから、ふっと笑い
窓の外へと視線を向けた
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