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「―わっ 落ちっ…る、、!」
落ちるといっても膝より低い高さのソファー
絨毯も敷かれてある床。
頭を打って怪我をする心配はないのだが
反射的に巳耶はソファーを掴む
「っと…、、」
一ノ瀬も咄嗟に助けようとする
ツルツルの革張りソファーのせいも有り
身体を掴んでも頭からゆっくり滑り落ちていった
短いゆったりしたカットソーの裾が捲くれ、
巳耶はお腹を出し、頭が床について やっと止まった
「わぁっ、、」
一番見られたくないお腹っ…!慌ててお腹を隠そうと服を押さえた
「おまえ…嫌がるわりに、誘ってるのか
それとも、まだ酔っ払ってんのか(笑)」
「わーんっ脚っ…下ろしてー、」
一ノ瀬の膝をついている身体が、巳耶の全身まで床に落ちるのを防ぎ、脚だけはソファーの上にある無様な格好
「スカート捲れないようにしてあげてるのに、」
片方の腕でがっちり太腿あたりを抱える
一ノ瀬。
ちょっと笑っている
「ウソだーっ面白がってる、離して…、」
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