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「離してほしかったら、俺の言う事を聞いてもらおう。」
上半身は床に着き、中腰になった一ノ瀬に両足を持ち上げられる格好になる巳耶
「は?」
「今度、縛りプレイな、」
「はぁ…?ゲームの?禁止プレイみたいなの?」
「違うわっ!(笑)拘束プレイ、手と脚
縛らせてもらう」
身動きがとれずにいる巳耶を楽しんで、
普通に喋っている。
自宅でもない場所で――。
しばらく巳耶は観念したように静かに受け答えをした
「え?この前、したいって言ってしたよね?」
「してねーだろっ(笑)
手、縛って目隠しした後、暴れて蟹挟みしやがって、」
「カニばさみ?店長に?
偶然そうなっ……た…」良く思い出せないが、
唯一自由に動かせる脚で抵抗していたら、
店長が倒れていたような
……マジで?「っぷ…」
想像して思わず笑ってしまった
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