番外編Ⅵ

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「なに笑ってんだよ、 パンツ見るぞ、くっ…おまえ、また、」 巳耶の脚を持ち替えようと手を緩めた瞬間、 巳耶は店長の体に力を加え押してやろうとした 「ちょっと…チカン!ヘンタイ!」 「…なーにやってんだ、あいつら」 「ノゾキ?」 カウンター横の大棚の影になっている 小さな小窓から尾上が見ていた、 少し後から、絢香もチラッと覗いてみる 「のぞきじゃねぇ、何やら深刻そうな顔して “彼女(みやちゃん)と話す”つーから、 ちょっと心配になってだな、」 「深刻そう?楽しそうに見えるけど、」 「だなぁ、あんな笑顔…正直初めてだ、」 「ふーん、、そうね 私の見た笑顔も、作りモノみたいだった 良かったじゃないの、」
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