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「そうなんですか、
本格的な店で出来る事あるかな、、」
――それに、経験のある店長と一緒に
働くのは…と、巳耶は店長の顔を見た
「尾上さん本格派目指すの?」
巳耶の言葉に一ノ瀬は尾上に聞くと、
絢香は“まさか”という顔をして、
同時に尾上は笑い飛ばした
「いいや、身近なトラットリアだな
イチも料理作るしなー(笑)」
「あぁ、、」
納得した声を出した巳耶に一ノ瀬は突っ込んだ
「ああって…、おまえなー(笑)
まっ、気取ったリストランテなんて尾上さんに似合わないよな、」
「えっ?違っ!店長の料理に“あぁ”って
納得したんじゃなくて、
尾上さんの本格的な料理が、身近で気軽に
食べられるなら―…お客は嬉しいだろうなって、」
焦って巳耶は訂正し、手をブンブンと振った
「本格的ーそうかな?
で、明日もう一人来るって誰?オトコ?」
お昼の残りのショートパスタとサラダを和えて一ノ瀬は食べ始めた
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