番外編Ⅵ

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「そうなんですか、 本格的な店で出来る事あるかな、、」 ――それに、経験のある店長と一緒に 働くのは…と、巳耶は店長の顔を見た 「尾上さん本格派目指すの?」 巳耶の言葉に一ノ瀬は尾上に聞くと、 絢香は“まさか”という顔をして、 同時に尾上は笑い飛ばした 「いいや、身近なトラットリアだな イチも料理作るしなー(笑)」 「あぁ、、」 納得した声を出した巳耶に一ノ瀬は突っ込んだ 「ああって…、おまえなー(笑) まっ、気取ったリストランテなんて尾上さんに似合わないよな、」 「えっ?違っ!店長の料理に“あぁ”って 納得したんじゃなくて、 尾上さんの本格的な料理が、身近で気軽に 食べられるなら―…お客は嬉しいだろうなって、」 焦って巳耶は訂正し、手をブンブンと振った 「本格的ーそうかな? で、明日もう一人来るって誰?オトコ?」 お昼の残りのショートパスタとサラダを和えて一ノ瀬は食べ始めた
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