番外編Ⅵ

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「紗月さん、家の仕事もあるからもう一人 募集しておこうか、男性(・・)で。」 「そーだなぁ、性格も良くて真面目な― 青年(・・)募集するかな、」 尾上さんと絢香さんの目が…ニヤけているような……、 「そんなに人、要らないでしょ、 繁盛するかわからないのに。」 珈琲でも飲むのか、お湯を沸かし始め 真剣な面持ちで一ノ瀬はシビアな事をビシッと言った 「あら、私、別な仕事して、経験豊富な男前の人に入ってもらえば、旦那もラクよね?」 料理の経験有りはわかるけど 男前?? 「おー、そうだな、未経験者でもいいぞ、 俺流に教えていけば、へんなクセつかなくていいかもなぁ? 巳耶ちゃんも若い男子と一緒なら、やりがいあるだろ、」 「えっ?はぁ、、そうですね、」 何故私に聞くのだろう…?若い男子?? わけが分からずに、曖昧に答える
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