番外編Ⅰ ホテルに誘った夜

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「んっ…ンんッ……、」 巳耶は優しく長めのキスにぽーっとした 「今日は延期にした方がいいでしょ、」 里中さんヤケになってないか? 後々後悔して欲しくなかった 「店長…したくないの?」 「いや、だから――… こういうのって、お互い自然にするもんじゃないか、と。」 「私…魅力ないの?」 「おまえ、人の話聞いてる?」 「嫌なんだ、 触ってくれないしーっ」 「時間差で酔っ払ってるのか?」 巳耶の目がトロンとしいるのに気がついた 目を擦って 眠いのを我慢している様子 「うー、てんちょーのばか…、」 「…もう寝ろ。」 俺も大人になったな、と苦笑いし 布団を掛けてやった――。
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