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「んっ…ンんッ……、」
巳耶は優しく長めのキスにぽーっとした
「今日は延期にした方がいいでしょ、」
里中さんヤケになってないか?
後々後悔して欲しくなかった
「店長…したくないの?」
「いや、だから――…
こういうのって、お互い自然にするもんじゃないか、と。」
「私…魅力ないの?」
「おまえ、人の話聞いてる?」
「嫌なんだ、
触ってくれないしーっ」
「時間差で酔っ払ってるのか?」
巳耶の目がトロンとしいるのに気がついた
目を擦って
眠いのを我慢している様子
「うー、てんちょーのばか…、」
「…もう寝ろ。」
俺も大人になったな、と苦笑いし
布団を掛けてやった――。
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