真の力

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帰り道に踏まれた影は 既に息絶えている 月夜に溺れて 呼吸を重ねていく それは薄い硝子の様で パリンとあっけなく逝く それを楽しむ様に生きるのは それ相応の対価が求められ 破綻する人生を歩む事になる 空がいつまでも蒼いと思うな 求められて始めて動く右手 ゼロと言う風に身を包め!
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