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「はい、第7組は、今泉譲治さんと新城加奈子さんのカップルですね。
怪力な悪魔が、可愛らしい魔女をお姫様抱っこで登場です！
うーん、力持ちですね。
あー、新城さん、彼氏の体を触るのは後にしてください！
はい、ステージてイチャイチャしない！！」
爆笑がおき、新城さんが今泉くんの胸に顔を埋め、隠れようとする。
うん、微笑ましいカップルだな。
今泉くんはマッチョだな。
それに比べて俺は、ちょっとポッチャリ体型だ。
30歳過ぎてから贅肉が腹に付いてきたな。
やっぱり、運動するか？
「さて、お次は第８組目。
我が会社のマドンナ、秘書の仙川珠実嬢です！」
おっと、珠実の出番か。
俺は何を運ぶんだ？
「そこのカボチャをステージに上げて。」
布を捲るとカボチャが隠れてた。
「ここで良いかな？」
ステージに持っていって確認する。
「ありがとう。
ちょっとそこで待ってて。」
彼女がランタンに火を灯し、会場の電気が消えた。
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