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亜里沙…
僕にとっては初めての…そしてたった一つの欠け変えのない宝物だった君が、この空間(ソラ)から消えてもう二年が過ぎた。
あの日から…25の誕生日の夜から僕の心も…瞳も輝きを亡くしたまま真っ黒な太陽が北と南の回帰線の間を行ったり来たりするように…
此所から抜け出せないでいる。
今日の夜空のムコウにもきっと明日というものがあるのだろうが、君にはもうそんなものはないし…
そして僕にもありはしない。
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