夜空のむこうに見える過去

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明日という未来をなくした心は、あの日から… そう…25になったあの冬の日から…ずっと同じ場所を彷徨い続け、行き先を見失ったまま宙に浮かんでいる。 もしこんな自分を変えられるとすればもう一度恋をすることかもしれないが…今は、そんな気分になどなれないしこれから先もそんな気分にはなれない。 …なれる訳などない。
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