転力異変ー初戦闘ー

ー初戦闘ー

妖精メイドA《どうする...ルーミアちゃんが応援に来てくれたのは嬉しいけど状況が...》
大妖精「ぼけっとしてる貴方が悪いんですよ」
妖精メイドA「なっ！」
大妖精「はいはい、動かない動かない」
ルーミア「...人質にするなら咲夜か私だと踏んでたのに...迂闊だった...」
大妖精「ちなみにー...現在妖精には一回休みの権利は無いから死んだらそのままですよ」
妖精メイドA「そんなっ！？」
大妖精「さて...貴方達に選択肢を上げましょう、ここで殺されるか、あの人の元でこの異変を成し遂げるか、です」
チルノ「勿論後者は咲夜は選べないけどね」
妖精メイドA、B「...」
咲夜「ふふっ」
大妖精「何を笑っ...て...」
チルノ「だ、大ちゃん！」
(咲夜は...ナイフを投げた、それが大妖精の胸に突き刺さり大妖精は倒れた)
咲夜「ふふっ次はチルノ、貴方の番よ！」
チルノ「くっ！」(チルノは咲夜が投げたナイフを剣で弾いて行く)
大妖精「な、なぜ...なぜナイフを投げた...」
咲夜「妖精には一回休みの権利が無いんでしょ？なら力加減は要らないわ」
大妖精「ぐっ...人質がいるのに...」
咲夜「妖精メイドなんて幾らでも変わりは居るわ」
妖精メイドA「なっ...!」
チルノ「大ちゃんを......大ちゃんを返せー！」
(チルノは必死に突っ込んだ、弾幕を放つ事さえ忘れ、しかしそれは咲夜にとって格好の的であった)
咲夜「鬱陶しいわね」
チルノ「ぐっ...ぁぁぁああ！！」
咲夜「なっ！？」
(しかし...チルノの決意は咲夜のナイフに勝ったのだ、チルノの攻撃は咲夜に届いたのだ！)
咲夜「ぐっ...」
チルノ「...はぁ...はぁ...だい...ちゃん...」
大妖精「...チ...ルノ...ちゃ...ん...」
ルーミア「ダメなのだ！死んじゃダメなんだ！元の二人に戻らなきゃダメなんだ！」
チルノ「...ル...ミア......」
妖精メイドA「まだ...何処かで治療すれば...或いは！」
咲夜「はぁ...はぁ...それ以上は許さないわ...」
妖精メイドA「咲夜さん！？」
咲夜「...その二人は...敵対したのよ...敵に...慈悲をかける余裕なんて...無いわ」
妖精メイドB「なんでだよ！異変が終わったら全て元通りになんなきゃ行けないのに！」
咲夜「...これは...メイド長...命令よ...その二人を殺しなさい...」
チルノ「...はっ...じつりょくしゃ...はそんな...もの...さ」
ルーミア「...私はチルノちゃん達を元に戻す...異変も解決する！」
妖精メイドA「そうだね、B咲夜さんの事、頼んだよ」