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「私は君のGクラスを担当するエリザ・カルネスだ。よろしくな」
まさかのカミングアウトにレイズは何も言えず、口をパクパクさせる。その様子にエリザは一つ笑うと、動揺する二人を置いて教室の奥へと歩み進んでいった。
「よ、よかったな。あの先生が担任になったぞ」
マディル装着時に下手なことを言わなければよかった。エリザ・カルネスの耳に入らぬそう、小さくため息を着くとそのまま二つ並んで空いている席へ向かっていった。
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