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「それだけじゃ済まないからな。さっきの打ち合わせで石尾たちに任せてたヤツ、納期が早まったって聞いた。引き続き石尾たちにはまとめを頑張ってもらうけど、そのバックアップをしてやってくれ。今回は俺抜きでそっちを進めるんだ。いいな?」
花の爆弾投下に焦ったのは石尾たち3人だ。
「あの、俺たちがプレゼンするんですか!?」
「バカヤロー! 誰がお前たちに会社の信用、預けるか! やるのはジェイ。その資料作りがお前たちだ」
「分かりました。石尾くん、翔くん、七生ちゃん。頑張ろう」
「はい!」
みんな自分の仕事に戻って行った。誰もが危機感を持っていた。
『仕事を早く回転させよう。手の空く時間を作ろう』
これから裁判も深刻になっていくだろう。何人もの手がランダムに抜けていく。それでも仕事に待ったは無い。
この時期の忙しさは半端じゃない。11月頃と同じくらい忙しい。それが8月まで続く。
正確で迅速な仕事。R&Dの持ち味を今こそ発揮する時だ。
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